2009年07月23日

英語駆け込み寺テキスト 11番~20番 ~その2

◆◆「目からウロコの英語勉強法」◆◆

前回は、11番から20番までを覚えてもらいましたが
じつはまだ続きがあったのです。

「え?
まだ続きがあるの?
だって、アンタの言うとおり

1)音読10回
2)暗唱10回
3)大体覚えたら、10問まとめて時間に挑戦

ってヤツで、もう覚えちゃったよ。
ほかにもまだやることがあるの?」

そうです。
もうひとつ、重要な仕上げの作業が残っていたのです。

それは『1番から20番までの、20問通しの暗唱テスト』です。

「1番から20番だって?
だって、1番から10番は、もうとっくに終わってるでしょ?
今回は11番から20番だけ確認すればいいんじゃないの?
そんなことやってたら、いつまでたっても終わらないよ。」

そう思うのも無理はないかもしれません。
しかし、これがこの勉強法の大きな特徴のひとつなのです。
今回覚えた英文(11番~20番)だけではなく
前回の分(1番~10番)にまでさかのぼって確認するのです。

何を確認するのかって?

それは「自分が確かに覚えているということ」を確認するのです。
さもなければ
新しいことを頭に詰め込むたびに
せっかく覚えたことを忘れてしまうことになるからです。

せっかく10覚えても、ついでに10忘れ
その上にまた10覚えても10忘れ・・・の連続では
「いつまでたっても終わらない」どころか
やがて意欲を失ってしまうことは、目に見えているのではないでしょうか。

大学受験に限らず、英語を学習する人々の大半は
「覚えたはじから忘れてしまっているのではないか?」
「ひとつ覚えると、2つ忘れてしまうのではないか?」
という恐怖心に常に晒されている、と言って過言ではありません。
また、実際それは錯覚ではない事が多いのです。

じつは、この恐怖こそが
英語の勉強を阻害している、最大の病巣なのです。

皆さんにも覚えがないでしょうか。
これだけ時間と労力を傾けても
覚えたことの10分の1も残っていない。
(ちなみに、授業で学習したことの半分も残っていれば
アナタは間違いなく、東大合格のレベルに達しています。)

しかもそのことを一番よく知っているのが
他ならない自分自身なのです。

今日、これとこれを勉強しようと思っても
そのほとんどが、結局は「水の泡」になってしまうことを
自分自身が一番よく知っているとするならば
どうして勉強の意欲を保てるのでしょうか。

では、この恐怖を粉砕し
「悪の循環」から開放されるためにはどうしたらいいのか?

方法はひとつしかありません。
「すでに覚えたこと」を何度も確認し
ひとつずつ定着させていくこと以外にはないのです。

これは決して「立ち止まり」を意味するものでもなく
「後戻り」を意味するものでもありません。
それどころか、これこそが飛躍的な前進への起爆剤なのです。

なぜならば・・・
「すでに覚えたこと」を何度も「覚えなおす」ことが
語学学習の本質であり、王者の歩むべき王道なのですから。

よく、お母さんが何度も繰り返し語りかけて
幼児に言葉を教えようとしている風景を見かけます。

あれは決して、暇だから時間つぶしをしているわけではありません。
本能的に、それが最も効率的な方法であることを知っているからなのです。
人間は、そのようにして言葉を獲得するものなのです。

幼稚園の子供と大学受験を一緒にするなって?

なるほど、それは大変失礼しました。

でも、ちょっと振り返ってみてください。
子供のほうが、言葉を覚えるのがよっぽど早いという事実を。
長年アメリカに住んでいるお父さんよりも
現地で生まれ育った息子のほうが
よほど早く英語をマスターしてしまうのです。
子供だからといって、決してバカにしていいものではありません。

「分かったような、分からないような・・・
ダマされてるような気もしないことないけど
まあ、それはそれでいいとしよう。

でも、そんな悠長なことをしている間に
ライバルはドンドン先に行ってしまうんじゃないの?」

そんな心配は100%ありません。

ないったら絶対ないのです!!

カメがウサギを追い越してゆくのは時間の問題に過ぎません。
なぜならば
ウサギはすぐ先の草むらで「金縛り」にかかったように立ち往生しているからです。

もしかしたら、皆さんが一番よく知っているのではないでしょうか。
ウサギは結局、ゴールには到達しないのです。

・・・ということで
今回は1番から20番です。
自信を持って最初から確認してください。
目標は20問で2分です。

◆◆大学受験・目からウロコの英語勉強法◆◆
「英語駆け込み寺」テキスト

問題用紙

1)君があの困難にもかかわらず、どのようにして敵から逃げたのか想像もつかないよ。
2)私が友人を見送りに飛行場に到着したとき、飛行機は今にも離陸しようとしていた。
3)正しい答えを出すたびに、私は自分の能力に自信を持った。
4)遅かれ早かれ彼女は目的を達成するだろう。
5)彼の過激な政策は大きな不信を呼び起こし、保守的な人々の間に物議をかもす原因となった。
6)忘れずに前もって申し込み用紙に(必要事項を)記入してください。
7)ところで、卒業して以来ジョンを見かけたことがありますか。
8)私は彼女が新しい携帯の番号を教えてくれるだろうと期待していた。
9)支配人は本日不在(欠席)です。彼はお葬式に出席しています。
10)君が自分の職業を誇りに思うのももっともだ。しかしそれを自慢してはいけない。

11)そんなおろかな事にお金をむだ使いするなら(いっそのこと)捨てたほうがいい。
12)君はただ首を縦に振ってここに署名しさえすればいいんだ。
13)突然おなかが痛くなって喉がはれてきた。
14)かなり多くの人々が、いわゆる自然災害で傷ついている。
15) 人間は他人の権利と自由を尊重しなければならない。
16)つい先日偶然彼に会った。しかし彼は私に気が付かなかった。
17)世論はその恒久的な税制改革を強く支持した。
18)誰が家事の面倒を見るかなんて心配しないで メアリーにお手伝いを頼めばいいわ。
19)退職後は忘れずに私と連絡をとり合ってください。分かりました。
20)一般的に言って、外国語の知識を身に付ける事はたやすい事ではない。


解答用紙

1)I can’t imagine how you escaped from the enemy despite the difficulties.
2)When I reached the airport to see my friend off, the plane was about to take off.
3)Every time I answered correctly, I grew more confident about my capacity.
4)Sooner or later she will accomplish [fulfill] her purpose.
5)His radical policy aroused much suspicion, causing a dispute among conservative people.
6)Please remember to fill out the application form in advance.
7)By the way, have you come across John since he graduated from college?
8)I was expecting her to inform me of her new cell number.
9)Our manager is absent today. He is attending a funeral.
10)You may well be proud of your profession, but you should not boast of it.

11)You might as well throw your money away as waste it on such a silly[stupid] thing.
12)All you have to do is (to) just nod your head and sign here.
13)All of a sudden, I had a stomachache and a sore throat.
14)Quite a few people are injured in what is called natural disasters.
15)Human beings must respect the rights and freedom of others. 
16)I saw him by chance[by accident] just the other day. But he was not aware of me.
17)The public opinion was strongly in favor of the permanent tax reform. 
18)Don’t worry about who is in charge of household matters. We can ask Mary for help.
19)Don’t forget to keep [stay] in touch with me when after you retire. I won’t. 
20)Generally speaking, it’s not easy to acquire knowledge of foreign languages.


1番から20番までのタイム(  ;  :  :  :  分)



静岡県静岡市清水区高橋6丁目6-48 ガルバゼミ
★ ホームページ http://garba-zemi.jimdo.com/




上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
英語駆け込み寺テキスト 11番~20番 ~その2
    コメント(0)