2009年07月20日

英語駆け込み寺テキスト 11番~20番 ~その1

◆◆「目からウロコの英語勉強法」◆◆

前回では、1番から10番までの10個の英文に挑戦してもらいました。
どうでしたか?スラスラと覚えられたでしょうか。

なかなか覚えられなかったという方は
もう一度「覚えるコツ」を確認していただきたいと思います。

1)「頭」で覚えるのではなく、「声に出して」「口」で覚えること。
2)10問まとめて「時間」に挑戦すること。

この2点です。

ここで、疑問に思う方がいるかもしれません。

特に、1)の「声に出して」「口」で覚えることについては

「何で、そんなことが重要なの?
『口』で覚えることと『頭』で覚えることが、そんなに違うの?」と・・・

そうなんです。
そんなに違うのです。

でも、ピンと来ない方がいるのも、無理もないかもしれません。
実際に確かめてみなければ、納得できないのも当然です。

そこでためしに実験をしてみてはどうでしょうか。

 ≪実験その1≫
 
  ★ You might as well throw your money away as waste it on such a silly thing.
  「そんなおろかな事にお金をむだ使いするなら(いっそのこと)捨てたほうがいい。」
      
      この英文を「声に出さないで」覚えてみましょう。
      つまり、「口」を使わずに「頭」だけで覚えるということですね。
      難しいことではありません。
      ごく普通に皆さんがやっていることです。

 ≪実験その2≫ 

      まったく同じ英文を  
      今度は「声に出して」覚えてみてください。
      音読も暗唱も、できるだけハッキリと声に出して
      「口」に覚えさせるつもりでやってみてください。
      回数は10回から20回で十分でしょう。
     
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      

実験の結果はどうでしょうか?
もし、実際にこの実験を行ってもらえたなら
たったこれだけのことで
「明らかに何かが違う」ことを実感できたはずです。

どう違うのかって?

残念ながら、それは言葉では説明できません。
アナタ自身の身体で確かめてみてください。
自転車の乗り方は、乗った人にしかわからないのです。

私の教室では
時々、生徒にこの実験をしてみてもらうことにしています。

特に、頭がよくて成績優秀な生徒に多いのですが
何度説明しても、ただひたすら「頭」で覚えようとして・・・
「頭」がいいんだから、あるところまではそれで通用するんですね。

しかしその結果、「なぜか思ったように前に進まない」と悩んだり
「やっぱり私には英語は向いていないのよ」
なんて、諦めてしまったり・・・

そんな生徒にこの実験をさせてみるのです。

ほかの人が聞いていると集中できないので
別の部屋に移って、一人でやってみてもらいます。

すると、ものの10分で目の色が違ってくるのです。
部屋に入る前と出てきた時では、明らかに顔つきが違うのです。
何かを悟ったような、不敵な笑みを浮かべることさえあります。
「何かが決定的に違う」ことを
そして「これなら出来そうだ」ということを
実感として感じるからです。

詳しくは次回以降のブログで説明しますが
とりあえずは「だまされた」と思ってやってみてください。

くどいようですが、「つもり」ではダメです。
「そんなに声に出すことに効果があるのなら
せめて声に出したつもりになってやれば、少しは違うのでは・・・」
なんて勝手に思い込んではいけません。
「つもり」では効果はないのです。


さて、前置きが長くなってしまいましたが
今回は11番から20番までの英文に挑戦してもらいます。

しかし、その前に重要な作業があります。
それは「前回の復習・確認」です。

難しいことではありません。
前回の10問テストを何回か繰り返して
「確かに覚えていること」を確認してくれればいいのです。

この作業を怠ると
何か忘れ物をしてきたような気がして
本日のトレーニングの効果が半減してしまいます。
これもこのトレーニング法の大きな特徴のひとつなのです。

・・・・・・・・・・・・・

復習・確認は出来たでしょうか。
では本日のトレーニングに入ります。

次に11番から20番の英文と和訳を提示します。
今回はこの10問に挑戦です。
手順は前回とと全く同じですが、念のためにポイントだけあげておきましょう。

1)音読10~20回
2)暗唱10~20回
3)大体覚えたら、10問まとめて時間に挑戦

詳しくは、前回の投稿記事を参考にしてください。

では、がんばってください。

◆◆大学受験・目からウロコの英語勉強法◆◆
「英語駆け込み寺」テキスト

11)You might as well throw your money away as waste it on such a silly [stupid] thing.
might as well..as~/~するくらいなら..したほうがよい throw away/捨てる 
 waste/浪費する silly/ばかげた
  そんなおろかな事にお金をむだ使いするなら(いっそのこと)捨てたほうがいい。

12)All you have to do is (to) just nod your head and sign here.
  All you have to do is (to)/..しさえすればよい   nod/うなずく sign/ 署名する
  君はただ首を縦に振ってここに署名しさえすればいいんだ。

13)All of a sudden, I had a stomachache and a sore throat.
all of a sudden/突然  stomachache/腹痛  sore/(ひりひり)痛い throatのど
  突然おなかが痛くなって喉がはれてきた。

14)Quite a few people are injured in what is called natural disasters.
quite a few/かなりたくさんの  injure/..を傷つける  what is called/いわゆる  
   natural/ 自然の  disaster/災害
  かなり多くの人々が、いわゆる自然災害で傷ついている。

15) Human beings must respect the rights and freedom of others. 
 human being/人間・人類  respect/ 尊敬(尊重)する  right/権利  freedom/自由      
  人間は他人の権利と自由を尊重しなければならない。

16) I saw him by chance [by accident] just the other day. But he was not aware of me.
   by chance/偶然   the other day/先日   be aware of/..に気が付く・知っている
  つい先日偶然彼に会った。しかし彼は私に気が付かなかった。

17)The public opinion was strongly in favor of the permanent tax reform. 
the public opinion/世論  in favor of/..を支持する  permanent/永久の・恒久の 
  tax/税金 reform/改革
  世論はその恒久的な税制改革を強く支持した。

18)Don’t worry about who is in charge of household matters. We can ask Mary for help.
worry/心配する  in charge of/..に責任を持っている  household/家庭の・家族の 
 ask..for~/..に~を求める
誰が家事の面倒を見るかなんて心配しないで メアリーにお手伝いを頼めばいいわ。

19)Don’t forget to keep [stay] in touch with me when after you retire. I won’t. 
  don’t forget to/忘れずに..する   keep in touch with/..と連絡を保つ  retire/退職する
  退職後は忘れずに私と連絡をとり合ってください。分かりました。

20)Generally speaking, it’s not easy to acquire knowledge of foreign languages.
  generally speaking/一般的に acquire/獲得する knowledge/知識 foreign/外国の  language/言語
  一般的に言って、外国語の知識を身に付ける事はたやすい事ではない。


★暗唱練習用シート
11)そんなおろかな事にお金をむだ使いするなら(いっそのこと)捨てたほうがいい。
12)君はただ首を縦に振ってここに署名しさえすればいいんだ。
13)突然おなかが痛くなって喉がはれてきた。
14)かなり多くの人々が、いわゆる自然災害で傷ついている。
15) 人間は他人の権利と自由を尊重しなければならない。
16)つい先日偶然彼に会った。しかし彼は私に気が付かなかった。
17)世論はその恒久的な税制改革を強く支持した。
18)誰が家事の面倒を見るかなんて心配しないで メアリーにお手伝いを頼めばいいわ。
19)退職後は忘れずに私と連絡をとり合ってください。分かりました。
20)一般的に言って、外国語の知識を身に付ける事はたやすい事ではない。

11番から20番までのタイム ≪目標1分≫ (  ;  :  :  :  分)


・・・・・・・・・・・


お疲れ様でした。

では、今回のまとめに入りましょう。

まず前回同様、今日覚えた分(11番~20番)の10問の暗唱テストを繰り返してください。
記録はタイム欄に記入しておくといいでしょう。
それだけでも、モチベーションは高まります。
目標はやはり10問で1分です。

なお、タイムはあまり几帳面にこだわりすぎる必要はありません。
ビミョ-なところは、自分に都合のよいように解釈すればいいし
多少サバを読んでもかまわないのです。

タイムに挑戦する目的のひとつは
具体的な目標を持ったほうが「やる気」が刺激され
結果的に脳が集中できるからです。
時間を計ることに気を取られて
その集中力が散漫になってしまっては元も子もありません。

時間に挑戦することの、もっと本質的な意味については
いずれ改めてお話しする予定ですが・・・

さて、本日はもうひとつ重要な仕上げの作業が残っています。

それは『1番から20番までの、20問通しの暗唱テスト』です。

これがこの勉強法の大きな特徴のひとつであるといっていいのですが
本日は時間が迫ってきましたので
次回に譲ります。




静岡県静岡市清水区高橋6丁目6-48 ガルバゼミ
★ ホームページ http://garba-zemi.jimdo.com/




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